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明治期野球名著選集 野球場大事典・沢柳昌義等スポーツの本をお譲りいただきました。

明治期野球名著選集

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担当スタッフより

明治期野球名著選集 野球場大事典・沢柳昌義等スポーツの本をお譲りいただきました。中から気になった本を2冊紹介いたします。どちらも野球の本になります。

一つはタイトル通り、明治期に発行された野球本の復刻版をまとめたもの。14点の野球本と解説が収録されています。表紙だけお見せいたします。明治期だけに限っても、おそらくは膨大な数の野球本が発行されているはずですが、大正・昭和まで含めるといったいどれほどの本が出版されてきたのでしょうか。気になるところです。

明治期野球名著選集

[1] 野球部史 中馬庚編
[2] 癸印野球試合紀念
[3] 最近野球術 橋戸信著
[4] 魔球術 エドワード著 長塚順次郎訳
[5] Outdoor games F.W.Strange著
[6] 戸外遊戯法 坪井玄道,田中盛業編纂
[7] 野球 中馬庚著
[8] 野球之友 守山恒太郎著
[9] 新式ベースボール術 高橋雄次郎著
[10] 野球叢談
[11] 最新ベースボール術 高橋忠次郎ほか編
[12] 野球使用
[13] ベースボール術 高橋慶太郎編
[14] ベースボール術秘訣 高橋雄次郎著
[15] 明治期野球名著選集解説 神田順治著


野球書解題

さて、今般の野球書復刻では、1の黎明期のものとしては、「Outdoor Games」と「戸外遊戯 法」の二冊をとりあげた。2の第一高等学校時代のものとしては、「一高野球部史」以下十一冊、 そして、3の科学的野球技術の形成期のそれには、この時代のはしりとして、橋戸信(頑鉄)著 の「最近野球術」の一冊を加えた。

ところで、昭和五十四年夏の高校野球の予選参加校は三一七〇校の多数に及んだ。明朗、清 純、公正なスポーツ精神を代表するのが高校野球である。その高校野球の源流は旧一高ではない だろうか。

旧一高の野球、それは実に日本の野球界を基礎づけたものであり、一高野球部があったため に、日本の野球は今日あるを得たといえるのであって、硬球を握るほどのプレーヤーならその恩 恵を忘れてはならない と思う。一高の野球は地味でなんら軽妙な点がなかった。それを彼らは一 種の美風と心得、得意にもしていた。後年慶応をはじめ都下の野球に、軽妙を主とする野球が見 られるようになってからでも、一高は断然旧態を墨守して、各野手ともミットを使用し、ひたす ら先輩の示教を守り、堅実を旨とする守備法に終始した。ある者はこれをみて旧式と嘲笑し、そ のギゴチない捕球、投球を時代遅れというものがあったけれども、真に野球を知るものからすれば、一高の旧式投捕は正式基本を示すものであると尊敬されたのである。


野球技術の発達による時代区分 野球はアメリカに誕生し、かつこの国で高度に発達した。その結果はプロ・スポーツとして発 展した。日本の野球は明治初年から今日までその影響を強くうけている。日本における野球発達 の技術的側面も、多くは日米の野球交流史として描かれよう。 「昭和二十年以前の日本の野球史は、野球界のリーダーシップの所在によって、一高時代、早慶 時代、大学リーグ時代などに区分される。しかし、この区分は技術の発達という過程からみると 一致しない部分があり、野球のルール、用具、技術、戦術などから考えて、東大の渡辺融教授 (体育史)は、つぎのように区分している。

1、黎明期(明治初年野球伝来から明治二十三年まで)、原始的な野球時代。

 2、第一高等学校時代(明治二十三年~明治三十七年)、一高の全盛時代で、原始的野球から、投手のオーバースロー、野手の直接捕球がはじまり、一高の選手が独創的な、いわゆる「一 高式野球」を完成した時代。

3、科学的野球技術の形成期(明治三十八年~大正十年ごろまで)、早慶が台頭し、早大の 第 一回渡米遠征(明治三十八年)を契機とするアメリカ球界との直接交流を通じ、日本に近代的な野球術の体系ができあがるまで。


野球本には間違いありませんが、こちらは野球というよりも野球場そのものに焦点を当てた1冊。日米はもちらん、世界中の代表的なスタジアムを収録しています(国内245球場・アメリカ30球場)。図版も豊富に収録(写真365点、図版691点)されています。

 

野球場大事典 沢柳昌義
野球場かくも奥深きものなのか!膨大な資料・写真・図版が物語る、野球場の全て。読んでよし!眺めてよし!のビジュアル版

まえがき

投げる、打つ、走る・・・・・これは古今東西を問わず、人間共通の本能ともいう くさものであろう。事実、ボールとバットを使った遊びは、古くから世界各地 で行われていた。

その中から、ベースボールが近代的な形を整えてアメリカで大成されたわけ だが、最近における野球の発展、普及は、まことに目ざましいものがある。 第一次世界大戦後の1918年、野球をする国は20数カ国にすぎなかったが、現在、その愛好国は80カ国以上に及び、そのうち国際野球連盟(IBA) への加盟 は、1988年2月現在で58カ国8地域であるが、今後さらに増加の情勢にある。

これと平行して、野球の国際交流も盛んとなり、オリンピックでも、1992年 のスペインにおけるバルセロナ大会から、野球が正式種目に加えられることに なった。

アジア大会では、すでに正式種目として承認されており、大学野球も、日・ 米・韓・カナダの対抗戦が、1986 年カナダで初めて催されていらい継続している。

プロ野球の世界でも、アメリカのプロ野球は、1908年(明治41年)から今日 までに 26 回来日し、47 球場で 356 試合を行っている。韓国では 1982年にプロ 6球団が結成されたが、1986 年に7球団となり、台湾でも、1990 年からプロ野 球が発足し、最近オーストラリアでもプロ野球結成のきざしがあるので、近い 将来、太平洋を囲む国々で選手権を争うのも決して夢ではない。中米のカリブ 海を囲む国々では、すでに 1949年からプロ野球のカリビアン・シリーズがあり、 現在4カ国が毎年選手権を争っている。

野球をとりまく環境がここまで発展したにもかかわらず、翻って、プレーが 実際に行われる野球場の実態に目を移すと、アメリカ、カナダなど一部の国を除いた日本および多くの国の大部分の野球場は、残念ながら、まず広さの点で国際野球規則より狭く、かつ、諸設備も決して十分とはいえないのである。少なくとも国際試合に関連する野球場は、国際規則に定める規格に整備する必要があるだろう。

最近、体育史を専攻する学者がふえているが、競技者とその記録はたくさんあっても、野球場と用具に関する記録はまことに少ない。しかも、野球場建設 には急速に高度な技術が要求されてきた。

そこで、世界各国の現状を把握し、あわせて野球場のあるべき姿を探り、 レーヤーと観客双方の希望に沿うことのできる野球場建設の指針が、ぜひとま 必要なのである。

今年度(平成2年)のプロ野球でも、ホームランかどうかの判定をめぐって ファウルポールのあり方が、また、東京ドームの天井幕ないしその付属設備を 直撃する打球が相ついで4回も飛び出してドーム天井のあり方が、それぞれ新 たな課題として注目された。この本には、これらの問題点についても詳しく述 べてあるが、野球場に関して検討を要する問題は、たくさんあるのである。 これらの要請に、何とかこたえたいというのが、本書をまとめた直接のねら いである。

立派な野球場を造るためには、野球そのものの本質を十分認識する必要があ る。その意味で本書では、野球のルーツとその歴史にも少し触れたが、主な記 述は、もちろん野球場そのものに関してである。これは著者が、あるべき野球 場の姿を求めて、遅々とした歩みながらも 46年間一貫して調査、研究し続けた ものの集大成である。いささかの感慨を禁じえない。

とはいいながら、野球場に関してなお解明しつくされない部分は残っている。 この本を土台にして、野球場に関する解明、研究がさらに進められることを、 著者は心から願っている。それは、本書をまとめた大きな目的の一つである。

ここに至るまでには、多くの方々の協力、助言を賜わった。特に外務省文化 交流部、国際交流サービス協会、日本プロフェッショナル野球組織事務局、日 本野球連盟、野球体育博物館の方々から内外の資料の提供をいただき、また、 出版に当たっては、秩父宮記念スポーツ図書館司書木坂登茂子氏から出版社大 空社をあっせんされ、同社の西田和子氏の尽力で発行されることになった。こ こに、各位に対し深甚な謝意を表します。

平成2年9月 沢柳政義


あとがき

顧みれば、第二次世界大戦が日本の全面敗北という形で終了した直後の昭和20年夏、虚脱状態にあった国民に勇気を与えようという願いが壮年だった私の胸に湧き起こり、荒れ果てた東京・上井草球場の復興を手がけたのが、野球場との長いかかわり合いの始まりであった。

そして翌昭和21年、GHQの要請で結成された「体育施設計画協議会」の専門 委員となり、「野球場建設資料」の作成に着手した。この「資料」は予想外の評 価をえたが、その時、野球場に関する文献、指導書が全く無いに等しいことを知るとともに、野球場そのものに実に多くの疑問点、問題点があることを指摘した。それがかえって、野球場に対する私の関心と情熱を高め、野球場建設に 関する指針作成の使命感さえ抱かせることになった。 それいらい、私は一貫して、立派な野球場、あるべき野球場の姿を求めて調 査、研究を続けてきた。そして、いつの間にか長い年月が流れ、膨大な資料が たまった。ちょうど、野球場建設に新しい高度な技術が導入され始めたのを機 に、これまでの集大成としてこの『野球場大事典』をまとめたわけだが、ここ に至る道のりは、決して平たんなものではなかった。

想えば、開拓者にもひとしい半世紀近くの歩みであった。その間には、多く の難問にも遭遇した。しかし、その度に各界、各氏の絶大なご協力をえた。そ の結果、後進の今後における研究の礎石ともなりうる“事典”の誕生をみることができた。私には、改めて野球発展の歴史をたどる感慨さえ湧くのであるが、この喜びは、決して私一人だけに止まるものではない。 改めて各界、各位のご協力に対し、心から謝意を表する次第である。(沢柳記)

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