アイヌの絵葉書等お譲りいただきました。

図録と共にアイヌの絵葉書等お譲りいただきました。ある意味民俗資料と言ってもいいかもしれません。時期的には昭和初期くらいのものでしょうか。消印らしきものあるのですが、かすれてしまって判別できません。昭和初期から戦中くらいのもであれば絵はがきも買取させていただきます。ありがとうございました。

本展では、この調査研究の成果を踏まえ、同博物館が所蔵するアイヌ民族資料の一端を借用して展示・公開するものですが、その多くが収集年や収集地、収集者が判明していることと、日本に現存しないものがあることなどから大変貴重な資料といえるのもので、日本では初公開になります。さらに、これまで日本側ではその所在が知られていなかった幕末の絵師・平沢屏山によるアイヌ絵3点もあわせてご紹いたします。 これらの資料をとおして、北海道を中心に、サハリン(樺太) 南部、千島列島に広く居住していたアイヌの人たちの歴史と生活文化に触れていただくとともに、各資料の収集者に焦点をあて、ロシアが見たアイヌ文化について展望いたします。

1997(平成9)年の「アイヌ文化の振興並びにアイヌの伝統生) 知識の普及及び啓発に関する法律」の制定以来、アイヌ文化の伝承・保存及び普及活動がより活発となっており、新たな文化が創造されていっ 現代において、伝統文化を再認識するという本展の開催は、ここは 活動に大きく寄与するものであります。
最後になりましたが、本展の開催にあたり、貴重な所蔵資料を出品し てくださいましたロシア科学アカデミー・ピョートル大帝記念人類学 民族学博物館をはじめといたしまして、ご指導ご協力をいただきました 皆様に心からお礼を申し上げます。