シリーズ現代の盆栽家・木村正彦他盆栽の本 目黒区下目黒

シリーズ現代の盆栽家他盆栽の本買取事例紹介。盆栽の町として有名な？さいたま市に位置する当社ですが、今回はさいたま市にある大宮盆栽美術館の図録をお譲りいただきました。中でも木村正彦氏は世界的に有名な盆栽家です。海外に愛好家が多い点を考慮して、3冊とも日本語と英語で表記されています。

ごあいさつ

この度、さいたま市大宮盆栽美術館では、秋季特別と ・「シリーズ・現代の盆栽家 木村正彦一あそびの領分」 を開催する運びとなりました。 本展は、「第8回世界盆栽大会 inさいたま」(平成29年)また当館における新たな取組みとして、現代の盆栽界に おいて最高峰に位置する盆栽家たちを紹介する、シリーズの第2回展となります。昨年度、第1回展の竹山浩氏に続き、 本展では、世界的に著名な盆栽家・木村正彦氏を取り上げます。

盆栽のプロ作家展における最高賞を数多く受賞するほか、 な木や山採り素材に手腕をふるい、卓越した技術力から“奇 跡の腕”とも評される木村氏には、盆栽管理の依頼を受け るプロの盆栽師としての仕事の一方で、ある景色を求め、 販売の意図もなく作り続けている盆栽があります。それは中 国の奇岩景勝地・黄山に見た、断崖に生きる樹木山水の 景や、荘厳さを覚えた山間にたたずむ木々の姿です。木村 氏自ら“あそび”と称して、 こうした創作盆栽を作り続けています。

木村氏の述べた「あそび」とは、プロフェッショナルを極 めた盆栽師だからこそ対極に現れた、自由な精神に根をも つ創作の始原と言えるでしょう。 職業を離れた「あそび」の 中にこそ、盆栽家・木村正彦氏の真の姿を求められます。 本展では、まとめられた展示としては初めての機会となる、 こうした木村氏の創作盆栽の世界をご紹介します。木村氏 の「あそびの領分」として、高い技術に裏打ちされた、自 由で、自在な作品世界を、どうぞお楽しみください。