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写真集・近代日本を支えた人々・井関盛艮旧蔵コレクション等各種図録をお譲りいただきました。

江戸時代に描かれた多摩の風景・新編武蔵国風土記稿と武蔵名勝図会

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担当スタッフより

写真集・近代日本を支えた人々・井関盛艮旧蔵コレクション等各種図録をお譲りいただきました。たくさんあって紹介しきれないのですが、いくつか気になった図録を紹介させていただきます。ありがとうございました。


写真集・近代日本を支えた人々・井関盛艮旧蔵コレクション

小西四郎

写真の歴史は,それほど古いものではない。写真が発明されたのは、今から約180日は、 ど前のことである。それまで人びとは、風景や人物などを表現するのには,土) や彫刻などに頼っていた。それは何千年と続きをしてまた今日にも続けられている。ナ 真が絵画に代わったわけではないが,それと並用して人々に色々な姿を伝えてくれる。 そして文字通り,真の姿を写すものとして極めて大きな意義を持つものとなっている。

写真は,フランス人ニエプスが,19世紀の前半に「ヘリオグラフィ」といわれる 撮影に成功したのが,始まりとされている。この方法による残っている最古の写真は,メ 政9年(1826)のものである。日本が幕末といわれる時代に入る約30年前のことである。 シェプスの写真は,晴天の日でも露光(出)時間=シャッタータ141″, って,まだ実用にはほど遠いものであった。

午後,同じフランス人ダゲールが、露光時間約20分ほどの進歩したものを 発明した。日本に初めてこの「ダゲレオタイプ式銀板写真」が輸入されたのは, (1848)とされている。アメリカのペリー艦隊が江戸湾浦賀沖に出現した5年前のこと である。

写真機が最初に輸入された土地は、長崎であった。そこには出島があって,オフィダ 通して僅かながら鎖国の窓が明けられていた。機械はとても高価なもので,一般の人が人 手でさるものではなかった。それは蘭学に関心をもった大名によって可能だった。てート 薩摩藩の世子(大名の跡つぎ) 島津斉彬や,福岡藩主の黒田長溥らが,これを入手した 家臣に研究させたりした。

さて,嘉永6年(1853)にペリー艦隊が来航してから,幕末の激動期が始まるが,立 政元年の再度の来航に,従軍写真家ブラウンが乗っていた。ペリー艦隊は,日米和親条約 を結び,下田・柏(函)館にも赴いた。この間,ブラウンは、各地で人物や風景を撮影し た。また同じ年に、ロシア人が下田で撮影した写真も残っている。こうして写真による日 本,日本人の世界への紹介が始まった。 和親条約は,相互の国の自由な貿易を取り決めたものではなかった。安政3年(1856)下田に来たアメリカ総領事 (のち公使)ハリスは、幕府と交渉して日米修好通商条約を結 び,安政6年から貿易が始まった。イギリス, フランス, ロシア, オランダともほぼ同じ ような条約が結ばれた。

ちょうどこの頃、写真技術に長足の進歩が見られた。それは「湿板写真」といわれるも ので,露光時間5秒から15秒という短いもので,美しい画像が得られた。しかも一枚の原 板から,何枚でもプリントができるという画期的なもので,この湿板写真は日本では「乾板」が輸入される明治の半ばごろまで使われた。


江戸時代に描かれた多摩の風景・新編武蔵国風土記稿と武蔵名勝図会、新編武蔵国風土記稿は以前紹介したことがありますし、現在でも流通しています。その図録となるとあまりみかけることはありません。

江戸時代に描かれた多摩の風景・新編武蔵国風土記稿と武蔵名勝図会

一、『新編武蔵国風土記稿』について

江戸時代の多摩地域の様子を知る上で『新編武蔵国風土記稿』は、最 も便利な参考書である。一九世紀初めの多摩郡四三二か村が網羅され、 同じ項目を立てて記述されている地誌だからである。

『新編武蔵国風土記稿』は、江戸昌平坂学問所に設置された地誌調所 いが編纂した、幕府による官選地誌の代表的な作品であるが、多摩・高麗・秩父の三郡については、八王子千人頭原半左衛門胤敦に命じられ、七名 「一の千人同心組頭たちの手によってまとめられたものであった。

参加したのは、『日光山志』や『武蔵名勝図会』などの著者として知 られている植田孟箱、『桑都日記』の著者塩野適斎などである。彼らは、 文化一一年(一八一四) 九月から、多摩郡の村々を実際に廻って調査 (地 誌捜索)し、八王子千人町の原の屋敷に持ち帰って、編集作業を行った。 そして、多摩郡の部四〇巻を稿本としてまとめ、文政五年(一八二二) 四月に、昌平坂学問所に提出した。

この地誌は、興味深いことに、本文とともに古社寺や旧家に伝来する 古文書の写し、古器物の図が多数収録されていることに加えて、多摩郡 だけで六二葉の風景画が挿絵となっていて、当時の景観を知ることがで きる。描かれているのは、多摩の主要な神社と寺院の風景が中心である が、古城址や多摩川上流域の風景、甲州道中の宿駅の風景など多彩な描 写内容は、それぞれに興味が尽きないものである。

この多数の挿絵は、何度かの浄書で描き直されていると思われるが、 原画については、調査メンバーを中心に作成されたものと考えられる。 メンバーのうち、画業を多く残しているのは、植田監準である。孟箱は 渡辺崋山に師事し、自著の『日光山志』の挿絵を描いている。『日光山志』 の挿絵には渡辺崋山・椿椿山など当時の著名な画家とならんで、千人頭 一台北德置・組演河西三貴が筆を寄せている。

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