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数寄屋古典集成等茶道書・美術書買取させていただきました

数寄屋古典集成・3冊・利休の秘宝・千家流の茶室・わび茶の作風・中村昌生編

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担当スタッフより

埼玉県久喜市で茶道書・美術書その他買取させていただきました。
今回もいくつか気になった本を紹介させていただきます。

埼玉県久喜市で茶道書他買取させていただきました

1点は数寄屋古典集成で、本来は5冊セットですが、今回は3冊のみの買取となりました。この本の以前より見かけることが少なくなってきています。5冊セットというのはめったに出てこないので3冊だけでもラッキーでした。5冊セットお持ちの方でご売却をご検討の方はよろしくお願いします。

数寄屋古典集成・3冊・利休の秘宝・千家流の茶室・わび茶の作風・中村昌生編
数寄の空間の原点を語る古典を初めて集大成


千利休が茶室建築、数寄屋建築の完成に大きな役割を果したことは今更いうまでもない。その業績の中心は、紹鴎が 四畳半に確立した茶の空間を継承して、それを「侘数寄」にふさわしい草庵の空間に発展させ、草庵の建築的造形を完 成したことにある。もちろんそれは露地という外部空間の進展も一体化されていた。そこで発揮された利休の創意は、 茶の湯の施設にとどまらず、書院の建築に、さらに住居の造形にまで向けられたのであった。 聚楽城下の屋敷は利休最晩年の普請で、利休の茶の完成を示す晴の舞台でもあった。この屋敷のたたずまいを佐久間不干斎は、「寺ともなく武家とも見え」ず「うちの住家よし有けにして高くもなくひくきもなくこうはいそらす こうはいはやくもなく ぬるくもなくはふ口狐戸に至るまで他家にかはり様子しほらしき」こと言語に絶するものと賞讃 していた。(明記集) 寺院風でも、武家風でもなく、いかつさのない、しほらしい建物の造形に不干斎は強く惹かれた のであった。こうした利休の造形は、多くの人の共感を呼び、新しい時代の魅力の泉となって、数寄屋造を開花させたのである。

このようなスケールの大きい利休の創作の核となったのは、やはり四畳半や二畳の草庵であった。座敷は「異風になく結構になく、さすか手きわよく目に立たぬ様よし」という初期茶道以来の規矩を利休は厳しく追求してきた。そこ に結実された利休の茶室が私たちを把える魅力は、深い精神性と空間の緊張感であった。しかしそれがいたって素朴な 材料と鹿相な表現を通じて生み出されたのであるから驚異である。利休の茶室を構成した要素で、利休が創り出したも のは何一つない。 口にしても『松屋日記 利休伝』(本巻所収)に記すように、また他にも日本の住居に先例のあるもので、それを草庵の入口に応用したに過ぎない。いわば当時の人にとってありふれた要素ばかりで、新鮮な空間を創造したわけである。

もう1点は佐竹本三十六歌仙絵巻・大和文華館収蔵、こちらは以前はそれなりに数があって目にすることが多かったのですが、最近はそうでもなさそうです。田中親美氏完全復元の天金が目を引きます。

佐竹本・三十六歌仙絵巻・大和文華館収蔵
田中親美完全復元・天金本


本絵巻は、十三世紀・承久年間に、ときの似絵の名手藤原信實によって描かれ、書は、 後京極良経の筆になると伝わる、わが国最古の絵巻の名品であった。 伝承によると、加茂家より京都下鴨神社に奉納されたもので、十一世紀、公任の「三十 六人撰」をもとにして、歌合的な構成に基く上下二巻の絵巻として作成されたものである。 その後十八世紀に入って、秋田藩主・佐竹家の所蔵品となったことから、世に本絵巻を 佐竹本と呼称するに至るのである。

「明治維新を経て大正六年、旧大名家の収蔵品売立が続くなかで、佐竹家から売立られた 本絵巻は、他の名品を圧して、最も注目され、価格も最高値の三十五万三千円で落札され たもので、今日の価格になおせば約四十億円に値するものであった。買主は、第一次世界 大戦で財をなした山本唯三郎であったが、大戦後の経済的な破綻から、大正八年には再度、 山本の手から売立られるにあたり、ときの三井財閥の総帥であり又、茶人としても著名で あった益田孝(鈍翁)らを世話人として、本絵巻を三十七枚の断簡として売立られること になった。大正八年十二月のことである。

絵巻切断にあたり、本絵巻の全容を後世に遺すことを目的に、当時、古筆の第一人者で あった田中親美に依嘱して、精緻な復元と着彩による絵巻二巻が製作されたのである。 その巻末には、断簡となった経緯と共に、その作品購入者の氏名が、田中親美によって明記されている。

爾来、関東大震災、世界経済恐慌、第二次世界大戦と、それに続く敗戦後の社会的経済 的な激動は、断簡となった歌仙絵の流転につながり今日に至っているが、幸にして国外に 流出をみなかったことが、せめてもの救いであったといえるであろう。

現在その約半数が、各地美術館に収蔵されており、他の半数は、個人及び法人の所有になっているものの、一部はなぜか、その実在を証明するに至っていないのが実状である。 従って断簡となった本歌仙絵が、もとの姿で一堂に会し鑑賞しうることは、美術を愛するものの共通の悲願としても、もはやその実現は不可能といえるであろう。

「昭和五十八年十一月三日、NHKテレビが、文化の日の特別番組として、放映した―― 絵巻切断・秘宝三十六歌仙の流転――は、翌五十九年一月九日に再放映されるにおよんで 全国の視聴者に多大な衝撃を与えた。 このような急速な歌仙絵への認識の高まりは、当然、多数の方々からの復元刊行の要請 につながり、これをうけて小社は、大和文華館の御理解ある御協力をえ、田中親美復刻絵 巻を厳密に検証して、その内容、配列、作品度において、唯一、往時の絵巻の真価を充分に再現、証明するものとして、ここに復元刊行のはこびに至った次第である。さらに、座右の鑑賞を容易にするため、絵巻形式を兼ねた、経折仕立の製本を採用したもので、御鑑賞にまた御研究の資料に、御活用賜わることを願ってまた次第である。

こちらは美術書でありませんが、蕪村を究め蕪村を楽しむ初の完璧全集 後ほど画像をアップ予定です。

蕪村全集
蕪村を究め蕪村を楽しむ初の完璧全集・蕪村研究の水準を一挙に高め蕪村芸術の真髄を一気に親しみやすくした

刊行の辞
蕪村は、画・俳両面にわたり、十八世紀日本の文人精神を代表する唯美の世界を築いた。その芸術的生命は、子規・碧梧桐・夏目漱石・野口米次郎・与謝野晶子・萩原朔太郎・佐藤春夫・三好達治・草田男・秋桜子・田中冬二・安東次男・山本健吉ら、近代の芸術的創造と深くかかわりつつ、今に生き続けている。

だが、これら近代蕪村派の間における蕪村熱の高さに比し、蕪村に関する根本資料の集成・整理といった学問的作業が著しく立ち遅れてきたことは、否定できない。初めて本格的な蕪村資料の集成を志し、大正十四年、芥川竜之介の序を付して『蕪村全集』を刊行した先達願原退蔵博士は、昭和二十三年、その新訂を試みたが、不幸病没により未完に終わった。昭和四十七年、岡田利兵衛氏らによって編まれた『蕪村集』は、新たに編年順の配列法を採り、画期的成果を示したが、それからもすでに約二十年の歳月が経過している。

本全集は、そうした経過と現状に鑑みて、それら先学の業績を踏まえ、その後の成果を取り入れるとともに、新たに次の諸点に配慮して編纂したものである。その一は、絵画編を設けて、蕪村の全容を画・俳両面から照らし出すと
と。その二は、撰集編を設け、個々の作品の、時代と衆の中における意味が見えるようにすること。その三は、作品の編年順配列を徹底するとともに、一々に注釈を加え、広く愛好者の読解の便に供すること。

その微意を読とされて寄せられた多くの方々の御厚意と学恩を深謝するとともに、幸いにして本全集が、蕪村の全貌を現代に明らかにして、新しい創造に役立つことができるとすれば、編者としてこれに過ぎる喜びはない。 

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