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野戦局印を主とした日本の軍事郵便・大西二郎等切手郵便関連の本等3箱買取

野戦局印を主とした日本の軍事郵便・大西二郎

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野戦局印を主とした日本の軍事郵便・大西二郎等各種図録、美術書等3箱買取
今回は数は多くなかったのですが、切手の図録を紹介させていただきます。本書は復刻版の方ですが、もちろん昭和40年のオリジナル版も対応させていただきます。切手・鉄道関係も力を入れています。よろしくお願いします。
 

野戦局印を主とした日本の軍事郵便・大西二郎
研讃努力丹精の結昌とも云うべき日本軍事郵便印の画期的大集成の好著となった

日本の軍事郵便は明治27年(1894年)に始まり、昭和20年(1945年)に 消滅している。

この間幾多の戦争、事変に際し野戦局またはこれに準ずるもの(海軍は、軍用 便所)が設けられ、主に戦地で野戦局印が使用せられた。

野戦局印の研究は大正3年(1914年)神田柳吉氏により始められ、其後多くの 研究者により記録が追加されている。

今回これらをもとに、同好者の御協力を得て徹底的に再調査したのが、ここにお眼にかけるものである。

ただ多くの方の御支援、御協力を戴き乍ら完全なものには程遠いものになって しまったが、私としては精一杯努力したつもりである。

本書は表題の通り野戦局印を主としているので軍事郵便の一部門である伊 便等もごく一部に止めた。また野戦局印をおしていない軍事郵便はすべて除外した。しかし日本と表裏一体の関係にあった満州国の軍事中は収録してある。御諒解願っておく。

1通の軍事郵便にも私達先輩の血と涙、そして喜びがかくされている事を御意 識戴ければ幸である。

なお、本書の出版に当り、この書の趣旨に賛同され商道を離れた御協力を賜は った千種印刷所の真野道一氏に厚くお礼申上げます。昭和 41 年晩秋


本書は日本で軍事郵便制度が出来てから消滅するまでの50年間に使用せられた野戦局印を中心に編集した。野戦局印は現在まで多くの方々の御研究によりほぼその全ぼうが確認されているが、まだ完全というわけにはいかない。

其故日清戦争以後のものを1連番号で処理することは一寸冒険であるので、今回は保留した。特に日露戦争関係のものは今後新らしいものが発見される可能性が多いので、ABCで分類した。

各戦役の間には少し番号に余裕をとってあるので、今後新らしく発見されたものは、そこへ入れて戴ければ幸である。

各局のデータは私が知りえたものはすべて記入した。然し余りにも使用データの多い局は最古、最 新に止め中間データは省略した。これをお持ちの方にはお許しを得たい。

何分迄大な記録であるので、中々完全という訳にはいかない。この本の最古、最新データも数年中 には大部分書き改められることであろう。そうなればより完全な記録になる訳であるから、私として は一日も早くそうなる事を期待している。

それに一番分類がむつかしいのは軍事切手を貼ったエンタイヤである。 「軍事切手は始め日露戦争終了後おかれた守備隊に交付されたもので、明治44年1月より昭和17 年11月までの使用例が確認されているが、これを日露戦争後の守備隊の方へ入れたらよいのか、或 は満州事変前の守備隊の方へ入れるのが正しいのか、又は独立した番号を与えたらよいのか、皆様方 のお智恵を拝借したいものである。本書では軍事切手貼のものは余り記載してないが、主に日露戦争 終了後の守備隊の方へ入れてある。 其他お気付の点は御教示下されば幸である。 本書編集に際し各種の記録を参考にしたが、その主なものは次の通りである。これらの好文献がな ければとても本書は完成しなかったであろう。何れも各所に引用させて戴いていることを記し、感謝 の意を表します。(順不同)


現下のご時勢では野戦局だの艦船局だのと軍事郵便印等を口にすることは聊か 時代錯誤の非難を受け兼 れない言葉である。然るに郵趣の世界では史的郵便消印 蒐集テーマの一重要部門として P.O.W 即ちポストオブウォアのエンタイヤは之 に密接不離の関連のある俘虜郵便のそれと供に魅力のある分野として興味を持っ 6 の内外に少くないことは又事実でもある。

会員大西二郎君貝に軍事郵便印の造詣殊に深い、本年五月米因華府に開催せら れた SIPEX – 国際郵便切手展に「日本の野戦局印」と云う作品を出陳せられた が厳査の結果世界の強豪を排して優秀作として堂々入選賞牌を獲得するの栄誉を荷はれた。

故に此の作品を基幹として、更に諸家の貴重なる文献記録を漁渉して研讃努力 丹精の結昌とも云うべき「日本軍事郵便印」の画期的大集成の好著となった事は 真に同慶に堪へない処である。 時衝6 日本郵楽会創立15周年に際し好箇の記念として上梓し我が郵趣界におくることは基に意義深いと信じ同慶に堪へない。 本書の出版に就いては各方面のご好意と高助に負う処少くない記して感謝の微意を表する。


こちらも切手の図録になります。小判切手・浮き出し印・穿孔・押印 澤まもる著、極端に珍しいというわけではありませんが、1980年発行で、限定500部。おそらく今では残存部数も少なくなりつつありますので紹介させていただきます。同名のタイトルで、エドワルド会発行の方が限定1000部なのに、やや入手難易度は高めです。

小判切手・浮き出し印・穿孔・押印・澤まもる・澤護

穿孔切手や押印切手を収集する上で、その使用者の名前を知るということは、極めて基本的なことであり、また同時に重要なことでもあるの で、数多くの資料を酷使しながら、使用者名の割り出しに努めた。

小判切手はもちろん菊切手においても、穿孔・押印の使用者はほとん ど解明されてなく、また、エンタイヤも非常に数が少ないことから、こ れら使用者の追求・判定には極めて難かしい面が多いが、自分なりに納 得できた使用者を推定し記録してみた。 この点は、いずれ訂正されるべき個所もでてくるものと思われるが、 「メモ欄」を読んで戴ければわかるように、決していいかげんな推定をしたものではない。

ただ、ここで、ひとつ告白しておかなければならないことがある。 横浜、神戸、長崎などの開港地での外国人居留地に関しては、ずいぶ ん前から強い関心を抱き、それなりの努力をしてきたが、その時期は幕 末より明治25年頃までのことで、明治30年代になると、その関心はかな り薄らいだものになっているということである。

つまり、穿孔や押印切手を多く使用した明治30~40年代については、 必ずしも徹底的に洗っているわけではない。したがって、個々の会社や 商会の簡単な「メモ欄」での記述は、古い時代のことについての比重が 大きくなってしまったように思える。それでも、あまり細かな点は、一 般の収集家にとって興味の対象外と思われるので、それなりに配慮して記述したつもりでいる。

今後未だ知られていない数多くの穿孔切手の使用者名の割り出しが ていくことと考えられるが、それら使用者の推定などに、本書がなんらかのヒントにでもなれば幸いである。 

穿孔・押印切手の値段に関しては、正直に言って興味のない対象事頃 対象事項であったが、「型録としても利用できるもの」という編集者の強い要望あって、使用局の消印の種類などと共に加えることになった。 小判切手の穿孔と押印、菊切手の押印、については以前から割と細か メモをとっていたので、評価の違いは、ある程度の稀少性を示すものだと理解して戴いてよい。

ただ、切手の値段は、それぞれの要因によって非常に流動的なものだということをも脳裏に入れて、本書を利用願いたい。

下記の方々より多くの資料を拝借させて頂きました。記して謝意を表します。 JAYSON HYUN, M.D., 松島忠義,古屋厚一, 猪狩真樹夫,山本謹一谷喬,長谷川純の諸氏。

まもる

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