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日本武道の淵源・鹿島神流・宅配にて送っていただきました。

日本武道の淵源・鹿島神流・関文威

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担当スタッフより

日本武道の淵源・鹿島神流・宅配買取させていただきました。次回入荷するか不明ですので画像とともに紹介させていただきます。参考文献の画像も併せて掲載させていただきました。

日本武道の淵源・鹿島神流・関文威
鹿島神流伝書・先師の遺稿を熟読し武道修業に努め鹿島神流武道の輪郭を観ずることができるようになった

現今の武道熱は高い。わけても剣道に入門する若人の数は はかりしれないものがある。昭和二十年 を境にして剣道はスポーツ化し、容易に入門できるようにはなったが、また途中で挫折する者も多い と聞く。これは剣道が本来保ってきた精神的なバックボーンをともすれば軽視して、単なる技の競い 合いが中心となっているため、その人なりの肉体的限度以上には進むことができない故であろう。

このような武道の大衆スポーツ化の現代にあって、かたくななまで古流を伝えている古武道道統に 生きる人々もいる。

本書の著者である関文威博士は、本業である海洋微生物学研究者として日本を代表する一人でありながら、鹿島神流の師範家としても大成され、先に「鹿島文化」誌上に科学的な鹿島神流の解明をされている。

そして今度は「鹿島文化」に発表された論文をふまえて、更に学術的な面を重視しつつもわかりやすく同流の綜合的な紹介を志されたのである。

武道に関する書物としては、剣豪の伝記をはじめ興味本位の出版物が氾濫する中で、このような学術的な武道の書が刊行されるのは初の試みであろうが、剣道の真髄はすべからく神武にあり、神武の淵源は日本神道の大思想「ムスビ」にあり、「ムスビ」の実践神としての鹿島大神が、武道の祖神と して仰がれる緑由もこの書の中にすでに詳しいのである。
日常の関博士の温和な人柄からは思いもかけない気魄の籠るこの書を、鹿島神流を学ぶ人々のみな らず、江湖に推奨して序とする次第である。
昭和五十年九月
鹿島神宮宮司 東實


緒言
鹿島神宮の郎党藤原の一族であった私の先祖は、豊臣秀吉の臣関勘六より亡父の元岡山大学医学部教授正三位関正次に至るまで、代々鹿島神流の一庶流である新流を伝えていた。

この縁であろうか、私の代に再び鹿島神流正統十八代師範国井善弥先生に入門の御許可をいただき、先生が御他界になられた昭和四十一年八月十七日までの間、終始直弟子としての激烈な御指導をいただいた。当時、東京大学農学部水産学科の学生であった私は、全能力をかたむけて海洋学研究と武道修業とにはげんでいた。この間、東京大学から農学士、農学修士、農学博士と順々に学位を受けるのと平行して、鹿島神流においても目録、奥伝、免許皆伝の免状を次々といただき、更に、東京大学海洋研究所へ任官したてには日本海洋学会から岡田賞が授与されるのと前後して、国井善弥先生から鹿島神流師範家の称号を許される栄誉に浴し得たことは、本当に幸であった。しかし、たとえ渾身の努力を尽した修業であったとしても、天才剣聖国井善弥先生の到達された位と、凡人の私が努力して築き得たものとには、当然千里の隔たりがあり、そこに生ずる未熟さが、その後の師不 在武道修業上に直面する困難を拡大して、のしかかって来ることは避けることができなかった。その度ごとに、鹿島神流伝書あるいは先師の遺稿を熟読し、また、鹿島大神を奉祀して、武道修業に努め、近年ようやく鹿島神流武道の輪郭を観ずることができるようになったようである。


謝辞

本書執筆に当っては、国井シツ子夫人から国井家資料の提供と公開に関する寛大な御許可をいただいた。また鹿島神宮矢作幸雄祢宜をはじめ、国井善弥先生の高弟の内武居价以、赤川今夫、寺沢為太郎、平沢誠太郎、横山紘一、谷内透の諸賢には、本稿に対する激励と有益な御助言や御批判をいただいた。さらにまた、同門の柏原宗太郎氏と、杏林書院の太田四郎社長と市村近氏には、本書発行に際して絶大な御援助をいただいた。

武術の形演武者は、次の通りである。 

剣術(構)国井善弥 

剣術(基本太刀、裏太刀、相心組太刀、実戦太刀組、合戦太刀) 

仕太刀 竹村牧男 

打太刀 横山紘一

抜刀術 武居价以

槍術・薙刀術

仕太刀 平沢誠太郎

打太刀 武居价以

柔術(霊気の法、居捕)

仕手 谷内透

受手 斉藤敬 

柔術(立業、投業、組業具足捕)

仕手 関文威

受手 横山紘一、竹村牧男

正坐暝想法 赤川今夫

最後に、序の執筆をお引受け下さった、鹿島神流武道連盟名誉会長 東 實鹿島神宮宮司に感謝の 意を表する。


第五篇 柔術

鹿島神流には、神代における鹿島大神 (武甕槌命)と諏訪大神(建御名方神)の御角力(力競べ)の神事(第百五十三図)以来伝わる「霊気の法」というものがある。これを修練すれば、全自力が自由に迅速に腕から指先に集中するようになるので、相手の力を殺してしまい、もしも相手がさらに抵抗すればする程、かえって自からの力で自滅させることができる

初心者の場合、力の大半は肩に止っていて、腕から指先にかけてはわずかの力しか出せないのが普通である。これは、体がほぐれていないからで、霊気の法を練磨すれば、肩と腕をほぐして、臍下丹田より発する

気合と力が動静一体と起発一体の原理に則って指先に集中することができるようになる。剣術の場合には、さらに、その力を剣先までも集中することが可能になる。


第六部 修霊法

鹿島神流の武道は、日本神武の精神「包容同化」の大義を示す則業である。したがって、武術の修業を通して中正不偏の術を身につけた後は、心気人倫を養い、宇宙創元の理を悟る極意に到達する鎮魂の修業を

行なうことが望ましい。鹿島大神を奉祀しつつ、優れた指導者の下で中正不偏の術を習ぶ武術修業自体が鎮魂の修業、すなわち修霊をしていることにもなるので、特別な修法を行なう必要はないという考えも正しい。しかし、「弟子は師匠の半減」というように師弟関係を通じて武術修業を行なうのみでは、代を経るに従って、その武道のもつ次元は低下の一途をたどることに間違いはない。ここにおいて、武術の修業が奥伝程度に到達した時に、修霊を武術修業と平行して行なう必要が生ずる。

人間の霊は、神霊に融合して浄化される。修霊法の本質は、日本神道 (田中、昭和四十 七年)、仏教(山崎、昭和四十九年)、ヨガ(本山、昭 和四十七年)、キリスト教 (Cavendish, 1974) など、すべての宗教において本質的な差は認められない。一方、悪魔教 (Robbins. 1959) における修霊法さえも、これらの修霊法に酷似しているので、鎮魂の修業の 際には充分注意する必要がある。さらに、鎮魂修業の御祭神が多神であると精神分裂を起こし易いと言われている。従って、どの宗教における修霊法を用いても良いが、鎮魂の御祭神が絶対全一で正しくなければ高次元の鎮魂は達せられないことになる。鹿島神流の修霊においては、御 祭神が鹿島大神であることが望ましいが、お宮参りの際すでにその神を守護神として強く融合してしまっている個人は、その神を御祭神にしてもよいとされている。

修業法は、日本神道の鎮魂法(田中、昭和四十七年)が最も望ましいが、釈尊が最高の悟りを開かれた月輪観(ガチリンカン)を行ない、月輪に鹿島大神を観ずる瞑想法も合理的で望ましいものの一つと考える。

一、調身、調息法
詳細な調身、調息法は、田中(昭和四十七年)、山崎 (昭和四十九年)、 綿谷(昭和三十九年)、赤川(昭和四十八年)に記述されているが、鹿島神流奥伝以上の者にとっては次の方法で比較的容易に修霊が可能である。

修霊に入る心構えとして、睡眠不足や空腹あるいは満腹を避け、排便 と排尿をすませる。下着をさっぱりとし、口臭を除く。臥位の調身、調 息は最も修業し易い(赤川、昭和四十八年) (大西、昭和三十一年) (山 田、大正十二年)。枕を用いず仰臥して、あごを充分引くようにする。 目をカッと見開いた後、次第に目付は遠い浮雲を見る様にして、さらに 閉じるばかりの半眼となる。舌先きは上あごに当てて、口は「吽」に結 んだものがさらにリラックスする。次に足の爪先を反らせてまず充分に息を吐き出して、そこから腹式に「七つの呼吸」をする。すなわち、息を七秒で吸い、七秒止めて、七秒で吐く。吐く時間をできるだけ長くす ると一層良い。完全な呼吸は丹田呼吸あるいは腹式呼吸といわれている。肩を充分に下したままリラックスして、下腹部に徐々に吸気を溜め る。この場合、足のかかとから吸い込む心地であると肩が上らない。息は完全には吐かず僅かに残すと、それが次の吸気へのリズミカルなはずみをつけることになる。以上の修業を毎日約十分間行ない、臥位におけ る調身、調息が完全に行なえるようになってから、坐位の調身、調息を 行なう。

正坐の場合は、男子は拳二つ、女子は拳一つくらい膝を開く。足の指 を座布団よりはみ出しておくと座り易く、足の組み方は親指のみが触れているくらいにして、両踵で括約筋を締める。そうすれば、自然に肛門が締めやすくなる。椅位の場合も、原則的には坐位と変りはない。普通 の掛椅子で背側のもたれが直角であるのが良い。足は垂直に下すか、あ るいは、少し前方に下して踵が床につくぐらいが良い。この時軽く両足の爪先を反らせる。背筋を真直ぐにし、全身に緊張を与える。呼吸法 は、臥位と同様に行なう。

二、瞑想法

正または椅坐の姿勢で、鼻から腹式呼吸で息を吸って口から徐々に 細く長く息のある限り出す息吹法を八回位繰り返す。そうすれば雑念は ほとんど消失する。次に両掌の指先を下腹部の(臍の下部)あたりに重 ねる。右手の指を下にし、左手指をその上に乗せ両親指頭が相接するこ の姿勢は、あたかも腕と両軍とで円形を胸腹の間に形作った ことにな る。この姿勢をした後に「円鏡を両掌の上に抱いた」と思念しつつ「七つの呼吸』を静かに行なう。鎮魂の修業がだんだん進歩すれば、円鏡(人類の存在する三次元世界と神の存在する高次元世界との接する境界)の姿が心眼に映るようになる(第百五十四図)。しかし、この修業法は、観念的で修業上困難を極める場合もあるが、暗い部屋にロウソクを灯して、焰を半眼で観じ次第に畑を円鏡の位置に心で移す月輪観修業法は合理的で入り易い。さらに進んで神示を仰ぐための、円鏡あるいは月の中に鹿島大神を観ずる修業法等は、田中(昭和四十七年)あるいは山崎  (昭和四十九年)にくわしいが、一人修業は危険であり、さけた方が賢明である。

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