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日本の郷土玩具・武井武雄装幀他美術書お譲りいただきました。

日本の郷土玩具・Rustic Toys of Modern Japan

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東京都 世田谷区
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担当スタッフより

日本の郷土玩具・武井武雄装幀・薗部登撮影昭和37年発行の日本の郷土玩具6冊ぞろいになります。数年に1度程度入荷しますが、版が古いこともあり、状態が悪いことも多いのですが、今回は昭和37年にしてはまずまずのコンディションでした。ありがとうございました。

日本の郷土玩具・Rustic Toys of Modern Japan

木の郷土玩具は今は一応子供の生活からは遊離してしまった存在で,主として大人の回顧的な,素朴な民芸愛好的な対象となっている.愛玩家はひとしくこの大遺産の廃絶を愛惜するけれど, その気持はよくわかるのだけれど,前にも述べたように大きな時の流れには抗すべくもないので惜しむ気持は美しいけれど,それはやっぱり趣味への執着であり感傷に過ぎない事になる.私は昭和五年に「日本郷土玩具」を書いた時,かつては郷土という地理的な分類の可能だった玩具も今 後は時間的な分類,つまり時代別に分類される方向へいくべきだと云っておいたが,本格的な童玩は そうならざるを得ないと思っている。

私の蒐集は戦災で跡方もなく灰燼に帰してしまったが,全国にはまだ相当の貴重な遺産が残存して いる事はせめてもの慰めである. こうした遺産を護り遺す事は、たんに蒐集家個人の趣味欲だけの問 願でなく本当に大事な仕事である.と同様にこれをなるべく完全な図録文献として一人でも多くの人 の愛蔵に応えるのも、また現代の義務として大事な仕事と云わなくてはならない。


以前一度画像をアップして紹介したことがあると思うのですが、過去記事を検索しても見つかりません。たぶんどこかに紛れていると思うのですが(あるいは買取の箱に入っていただけかもしれません)、たまたま手にはいりましたので再度紹介いたします。木村氏の定番の写真集です。

木村伊兵衛写真全集

本シリーズの特色
昭和の写真史を常にリードした不世出の 名人、木村伊兵衛の決定版全集。本全集により名人芸の全貌が明らかになるとともに、昭和写真の初心が浮き彫りになる。

三年間にわたる編集作業で、編集委員自 ら一三万コマのフィルムと印刷作品の全 てを調査し、厳選した「これこそが木村伊兵衛だ」という八○○点の名作群。

第一級の作品集であると同時に、木村伊 兵衛という稀有な〈眼を通した、我々 日本人の生活と心象の記録である。タイ トルの『昭和時代』の所以である。

木村伊兵衛その人を知るベテランの職人 がオリジナルプリントを作成し、望みうる最高水準の印刷技術が、それに遜色な い仕上りを達成した。


編集委員 渡辺義雄 安岡章太郎 佐々木崑田沼武能一

編者のことば●渡辺義雄 日本写真家協会名誉会長

木村伊兵衛の写真は誰を撮っても固定せず、みずみずしい 生動感にあふれている。街の人びともそれぞれに 情感をもって歩き、たたずみ、呼吸している人間である。 その点こそ木村写真の最も著しい特色である。

人の心理の動き、動作の決定的瞬間を写しとったものといえる。 昭和三十年にはその功績に対して「菊池寛賞」、 続いて「芸術選奨文部大臣賞」が与えられた。 東京下町育ちの江戸っ子で、庶民的人柄は多くの人々に 親しまれ、また座談の大家として定評があった。 この全集は瞑目の数分前までカメラを手離さなかった 木村の五十年の写真的足跡を徹底的に研究、鑑賞 しようとするものである。

街を中心とした編年三巻と秋田の巻があり、 都会育ちの木村が戦後これから開けようとする農村で何を 見て、何をどう撮ったかはたいへんに興味深い


時代の風○篠山紀信写真家
木村伊兵衛さんの写真は時代の風に似ている。 この風は大地をひっくり返したり世界をむちゃくちゃに壊したりはしないが、頻 を刺すとぴりりと痛かったり、いらだつ心を和ませたりする。
決しておしつけがましくなく、ノスタルジーを刺激はされるが古くはない。みる 側を豊穣にしてくれる。
しかもこの風はその時代の光と影だけでなく音もにおいも運んでくれる。

「酔眼」◎藤原新也 写真家(第3回木村伊兵衛賞受賞)
「求道」あるいは「人生」といった人間的な言葉が人々の口に語られても、まだ異 和感のなかった時代、木村伊兵衛の眼は求道を意識することなく、やはり結果的に はきわめて日本人的な「道」を残した人であるように思える。
伊兵衛の到達した、その日本人としての結実の一つは「中庸」である。あるいは 「眼の韜晦」であり、また軽度の「諧謔精神」でもありうる。まるでそこには、何を 見つめるというふりを見せることなく、現前の物と物とが互いに上揚する果ての「間」 や「肌柔らかな虚無」を冷酷に目撃している達人の、ちょっとらりった風でありな がら、したたかな「酔眼」がある。

稀有の個性◎大島 渚 映画監督
たとえば土門拳の『古寺巡礼』は後人によって撮り直すこともできるが、木村伊 兵衛のスナップは絶対に撮り直すことができない、だから木村の写真の保存は最大 の急務なのだ、とある写真家から教えられたことがある。私は『古寺巡礼』も撮り 直しはできないと思うがそれにもまして木村伊兵衛という稀有の個性によってとら えられた『昭和時代』は日本民族のやり直しようもない体験の証言として日本はお ろか人類の永遠の遺産であると思う。

シャッターの音◎山本安英 俳優
一九五二年、新橋演舞場で『夕鶴』をやったとき、舞台稽古に木村伊兵衛さんが いらしって、舞台端にじっと立っていられました。この芝居はまだ見てないという お話だったのですが、私が芝居を進めて行くと、微かなシャッターの音が、はっと 思った時にするのです。次々にシャッターの音に乗せられたように芝居が流れて行 って、一つの狂いもないのです。あんないい気持のことはなかったと、なにか不思 議なことのように思いだします。

その時の一枚が、静”というものを本当にとらえたと、木村さんが満足して下 さった、私のしゃがんだ姿のあの一枚なのです。

民衆生活史の一大宝庫◎色川大吉 歴史学者
木村伊兵衛は風景は撮らない。表情を撮っている。女・青年・子供・年寄り・家 の中・路上・街の表情を写している。私が木村伊兵衛の下町や秋田の連作を見たと きに受けた衝撃は、いまだに疼いて止まない。民衆史家として目をみはった。この 写真群に日本の転形期の本質のすべてが撮られているではないか、と。歴史叙述で 再現できるだろうか、私は考えこんでしまった。近代日本の大生活革命は一九五〇 年から六○年の間に起った。その間、木村伊兵衛は理念をかざすことなくスナップ を撮りまくった。庶民と同じ平面に立って、気どりもなく、人なつこく、一回性の 日本人の表情を確実に記録した。これこそ二度と得難い民衆生活史上の一大宝庫に なったと私は思う。彼の作品は芸術としてもすばらしいが、記録資料としても一級 品で、私たちはそこから無限な発見を体験できる。今度の筑摩の企画に諸手をあげ て賛意を表したい。

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