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清親・東京名所図会・純手摺木版画買取させていただきました。

清親・東京名所図会・純手摺木版画

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担当スタッフより

清親・東京名所図会・純手摺木版画買取させていただきました。

買取をしたのはずいぶん前でしたが、忘れていましたので今回紹介させていただきます。木版画なのですが、各図版ごとに説明文が付されています。こちらであれば単品での買取も可能です。

清親・東京名所図会・純手摺木版画
清親の作品中、最も傑出したものは、前述したように、明治9年から14年にわたって出版された洋風版画である。ことに、その中で、遠く去った明治の東京を描いたものが深い感銘を与える。

 

刊行のことば
わが国伝統工芸の真随といわれる木版画技術を後代に残すべく、永年にわたり古名画の複刻複製に努力、研究を重ね、「國賀 高松塚古墳の壁画、「國寶 扇面古写経」「近代日本名画撰」等を刊行し、木版画、美術愛好家より多大の賛辞を受けました。

今回これらに続く企画として、明治開花期の巨匠、小林清親の「東京名所図会」十六図を撰び、刊行いたします。

明治元年九月三日の詔書により江戸が東京と改まり、変わったものは江戸の名称だけでなく、旧幕時代になかった、人力車、乗合馬車、洋式大建築などで、それらを清親は、「光線画」と称される独特な手法により、旧来の浮世絵版画と異なった作品を発表した。

日本が世界に誇る木版画の、貴重にして稀少な本画集の刊行に対し絶大なるご期待を衷心よりお願いする次第です。

版元 丹青社


小林清親の東京名所図について
日本芸術院長 高橋誠 一郎

小林清親は、私にとっては、最も思い出の深い画家である。小学校の免状式で初めて貰った褒美が彼の石版画『富士十一景』であり、錦絵道楽の少年だった私が最初に集めたものが彼の日清戦争絵である。彼の版画の中で、現在、最も評判の高い洋風版画時代を過ぎて後のものである。

これら幼少年の頃に、貰い集め、買い集めたものの中には動物画、静物画、歴史画、人物画、滑稽画などもいくらか含まれているが、いちばん、心引かれるものは明治九年から十四年にわたって出版された風景版画である。

彼の錦絵は、全く江戸錦絵の味は失われて、明治新版画の趣が深く、旧来の木版技術で表現された西洋画である。彼の画は「光線画」と称せられたが、この名称そのものが、日本画にこれまでになかったものを表現しようとしていることを示していると云われている。

まさにその通りではあるが、彼の光線画には、光線の明るさよりも、その影の暗さが目立つように感じられる。うららかな春の日をあびて桜咲く上野の山の景色を描いても、どこか、物悲しい秋の日ざしの感じが漂っている。清親の作品中、最も傑出したものは、前述したように、明治九年から十四年にわたって出版された洋風版画である。ことに、その中でも、遠く去った明治の東京を描いたものが深い感銘を与える。

その今は稀少となった明治版画を『東京名所図会』と題して、丹青社より複刻、上梓のはこびとなった事は、世の木版画愛好者にとって、大きい喜びであろう。

私は茲に、『東京名所図会』の成功を祈り、敢えて一文を草して推薦の辞とする。


清親の「光線画」
元大阪市立美術館長 望月信

小林清親は弘化四年(一八四七)八月一日に江戸本所の小林茂兵衛の九番目の子として生れ、幼名を勝之助という。文久二年(一八六二)十六才の時父を失い、兄に代って家督を継いで清親と改名した。性来絵が好きであったが、その師は明かでない。元治元年(一八六四)徳川家茂の上洛に従い、また慶応四年(一八六八)の鳥羽伏見の戦いにも参加した。同年の上野の戦いにも偵察の役を仰せつかった。維新後は母とともに地方に放浪し、遂に横浜でワーグマンに油絵を学び、また下岡蓮杖に写真術を受けた。やがて東京に帰り、独特の画風で作画し、明治九年(一八七六)両国の版元松木平吉から「光線画」と称し、東京の新名所絵を新手法で発表し好評を博した。従来の浮世絵の版画と異り、遠近法と光線の取り扱い方に独特の妙味を発揮し、油絵手法と写真の効果とを版画に現わそうと努力した。この新手法は当時の陳腐な浮世絵の風景画にあきた人々を喜ばせ、この種の作品は清親には数多くある。大正四年(一九一五)十一月二十八日享年六十九才を没した。

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