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原雅幸・世界のチョウコレクション・寄贈総目録等宅配にてお譲りいただきました。

原雅幸・世界のチョウコレクション・寄贈総目録

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担当スタッフより

原雅幸・世界のチョウコレクション・寄贈総目録等宅配買取させていただきました。過去に何冊かトリバネアゲハ大図鑑等蝶の本を紹介したこともありますので、蝶の本に興味があるかたはあわせてご覧ください。幼虫の写真もありますので、苦手な方はご注意ください。

世界のチョウコレクション

世界のチョウコレクション 寄贈総目録とありますので、学名を網羅した専門家向けの本かと思いましたが、図版も多数収録されています。諏訪市博物館発行ですので発行部数は少ないかもしれません。

原雅幸・世界のチョウコレクション・寄贈総目録

あいさつ
私はある日、タイムカプセルが60年の昔に戻って、少年時代の姿と、また当時の自然環境をのぞくという夢を見た。

木曽谷の山村には車と言えば荷車か馬車、自動車なんていうものはなく、またレール上を走 る列車は勇ましく黒煙を吐きだす機関車で、電車なんてものは考えもしなかった。山の木々は 民家近くまで青々と生い繁り、禿山なんぞ何処にも見られなかった。こんな長閑な山村の野山 で天気さえ良ければ、母にガーゼで作ってもらった手製の捕虫網を担いで蝶を追っている餓鬼 大将、これが私であった。と、その時夢は覚めタイムカプセルは消え現在にと戻ってしまった。 

蝶を求めて60余年、木曽の山の中で育った蝶への夢は消えることなく今まで続いてきた。そ して木曽谷から今では北極から南極、ヨーロッパ、アフリカから南北アメリカ、ヒマラヤから 東南アジア全域と世界各地を歩き廻ってきた。この間に採集した標本は、約28000頭に及んでし まった。

1989年4月、原村の八ヶ岳自然文化園自然科学観察館から展示品として標本の寄贈の度重なる要請があり4000頭を寄贈した。ところが翌年諏訪市からも博物館建設に当り、展示のための 標本の寄贈を強く要請された。地元博物館のためと言われるとお断りすることも出来ず2万頭 を展示と学術用に分け、4年計画で整理し寄贈することにした(1994年完了予定)。

今両館の展示標本を見る時、これで良かった、長年かけて、この足で歩き集めた世界の美しい蝶が、自宅の標本室に眠っていることなく、広く世の人々に見ていただき、こんなに美しい ものが、またこんなに大きい蝶が世界にはいるのかと知っていただけたり、また子供さんの中 から自然の不思議な色彩、形態などを観察し、夢でもいいから将来俺も蝶やほかのいろいろの 虫、あるいは植物等生物について勉強してみたいという希望が芽生えていただけたら、この上 ない喜びであり、また標本の蝶たちもきっと喜んでくれるであろうと思い、標本の寄贈に踏み切った。

この度博物館の職員の皆さんの立案で、寄贈品の標本集を発行するという4年掛かりの大仕 事が始められることになった。大変ご苦労なことであるが、私としては喜びこれに過ぐるもの はなく感謝に耐えない。発行にあたり一筆認めあいさつとする。

原雅幸
平成5年1月


はじめに
原雅幸さんの世界の蝶のコレクションは、 小学生のとき出会ったアサギマダラの美しさに魅了されたのがはじまりだとおききしました。

諏訪市博物館が開館されるにあたり、そのコレクションの一部20,000頭の世界の蝶の御寄贈をいただきました。標本整理されて順次収蔵庫に搬入されますが、博物館の限られたスペースでは、全部の展示は不可能ですので、ここに図録により多くの皆さんに 御覧をいただきたいわけでございます。

御寄贈いただきました貴重な蝶の中には、50万頭に1頭位の割合で生まれるといわれる左右が雌雄の異性型、或いは北極圏エレズミア島(北緯82) で採集された世界最北端の蝶、最南端の南米チリのフェゴ島で採集された蝶、原さんが発見して命名されたタヒチ島のタヒチシジミなど貴重な珍種が沢山あります。加えて蝶の造形の美、配色の妙只々見とれるばかりでございます。

今回を総目録の初巻として全4巻でまとめたいと考えておりますので、この主旨に御理解を示されて市民各位、研究者各位の御共感をいただければ幸に存じます。


こちらはフィールド写真集・蝶からのメッセージ 一般的な蝶の写真集ように幼虫や成体の写真ばかりではなく、生息域の自然の写真も収録されており、風景写真集として一般の方も楽しめるような仕上がりです。

フィールド写真集・蝶からのメッセージ

日本鱗翅学会会長

医学博士緒方正美 太陽系第3惑星“地球”それは生物の住む天体としては我々の知る唯一のものら しい。大量の水を湛えた海,荒涼とした高山や砂漠はあるもののまだ広く緑に被わ れた大地,効率的な化学反応に係わる酸素の多い大気,その中に多種多様の生物が 住む。人類もまたこのような地球に生まれ,他の生物と共に動的な平衡系に組み込 まれて生きてきた。しかし人類は道具を手にし,地史的には僅かな期間に,自然に 対して大きな改変を加えるようになる。それはビーバーが堤を造り, モグラがトン ネルを掘り,シロアリが塔を築くのとは異質のものである。また自らの好む植物だ けを大量に得るために,自然に大規模な変化を与えたのも人類以外にはなかった。 人類はこのように自分達の都合のよいように環境を変え,自らの作り出した“も の”に囲まれて生活している。その中では様々な騒音を作り出しているにも拘らず, セミやカエルの声を騒音という人々が増えているという。そのうち松籟,せせらぎ の音,潮騒など自然現象のすべてを受け入れる心さえ失うことであろう。

人類は自らの力を過信し、自らが地球に生まれたことや,その地球は有限である ことなどを全く忘れたかのようである。爆発的に増加しつつある人口に対する対応 策も見出せず,自らの作り出した“もの”で環境が悪化しつつあることにも関心は 少なく,ただ“便利”な日々の暮らしを求めているように見える。最近ようやく反 省の声が生まれつつあるが,人によっては,相変わらず開発だけが, リゾート地や ゴルフ場の建設だけが,自動車台数の増加だけが幸福の表示であるような単純思考 に支配されているのが現実のようである。

人類が幸せに生きるために自然に手を加えるのなら, 好き勝手に何をしてもよい というものではないことを知らねばならない。それには人類が地球に恩恵を施すよ うな“地球にやさしい”などという甘い言い方に迷わされず,“自らにきびしく” という心構えで取組むことが必要であろう。

自然はそれに接しなければ知ることはできない。勿論複雑な自然の仕組みのすべ てを知ることは困難であろうから,手近なところから始めればよい。その点誰の目 にもふれやすく,親しまれる蝶は恰好の対象といえよう。


“自然との共存”これからの私たちにとって最も大切な課題となりました。 それは,今の地球環境の悪化を見れば明らかです。私たち人類は自然を無視した あゆみを続けてきました。その結果,自然界のバランスがくずれ,様々な所に変化 が起きるようになったのです。近年, 慈しみ続けて来た蝶たちに会うため野山に出 かけても,蝶たちはひと昔前に比べてずっと少なくなってしまいました。ときには, 前年まで彼らの楽園だった草原や林が,開発などの自然破壊により一変している姿 を見て,あ然とする事も度々です。その地に生きるあらゆる生物にとって掛け替え のない住みかが,まるで無用のように、いともたやすく破壊されるのです。今から 100年先には,本書に掲げた蝶のうちかなりの仲間が姿を消しているに違いありま せん。そのことは, とりもなおさず私たちが住んでいる環境の悪化を現しているのです。

私たちは,郷土岡山の地で,蝶たちのことを少しでも理解し,彼らの生存の危機 を知る者として,その姿を撮り続けてきました。彼らは,取るに足らないと思われ る環境の中でもしっかりと息づいているのです。謙虚で学ぶ心さえあれば,蝶たち からのメッセージが聞こえてきます。

本書に掲げた彼らの姿から,何かを感じ,そして自然の中で生き続けている全て の仲間に,少しでも想いを寄せていただけるなら望外の喜びです。私たちは,この ような願いを込めてこの本を作りました。

日本鱗翅学会会長の緒方正美先生からは,本書のために“蝶と共に住む”という 一文をいただき,心から厚くお礼申し上げます。また,岡山昆虫談話会の会員諸氏 には、写真撮影について大変お世話になりました。心から感謝申しあげます。


 

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