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古史古伝大系・神道・倭人・天皇の歴史 吾郷清彦・鹿島昇

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古史古伝大系・神道・倭人・天皇の歴史 吾郷清彦・鹿島昇

はじめに

日本史に限らず、およそ一国の歴史を研究するためには、1その国の史料を研究し、2近隣諸国史と照合し、 3さらに考古学、民俗学その他の学問と矛盾しないか、チェックする、という作業が絶対に必要である。ところ が1について、日本の歴史家は、記紀だけを読めばよい、それ以外の史料は読むな、という奇妙な主張をもっている。

こうして、古来記紀と並ぶ史料とされた 『旧事紀』 さえ読もうとはしない。 この理由は簡単で、記紀の インチキがばれるのを恐れるからだ。たとえば、記紀によると、神武東征のとき金のとびが飛ぶ方向に軍隊を進 めたという「道臣命」は、大伴氏の遠祖で、來目部という軍団を率いていたとしか判らないが、『旧事紀(三十 巻本)』によると、命は天日方奇日方命ともいい、事代主命の子とあるから、大物主王家の子孫であることが一目 瞭然である。

さらに『宮下文書』によると、道臣命の妃が神武の妹であり、道臣命の妹が神武妃ヒメタタライスズであることも判る。してみると、逆に記紀はこうしたこと――大物主家と神武に始まる天皇家の平等な同盟という事実を、かくすために作られたことが判る。実は、神武以降の天皇家と大物主命・事代主命・道臣命……大伴氏の同盟関係は、白村江の敗戦までつづいていたのである。記紀は、大物主命と神武の間の国譲りを、神武を タケミカヅチとしてさながら別人のように記し、しかもそのあとの大物主家の歴史を、一切闇に葬ったのである。 

このへんのことは『宮下文書』とまでいわなくても、『旧事紀』を読めばすぐ判るのだが、従来、一人の学者 も取り上げなかった。このことだけでも、日本史のプロと称する連中のお粗末さ加減が判るというものだ。 つぎに2、日本史を近隣諸国の歴史と照合する作業だが、驚くなかれ、『三国史記』『三国遺事』のほか、『史 記』『山海経』以下の史書を読んだ人は、一割といないらしい。その証拠に、彼らに返り点のない漢文―白文 を読ませてみたら、殆んど読めはしないだろう。ある時、テレビで超大物の考古学者が『漢書』を引用したのを 聞いたが、この人が漢文を読む力がないことはすぐ判った。読む時 取り方を注意して聞けば、ごまかせないからである。

しかし仮に、朝鮮史と中国史に眼配りした人がいたとしても、さらにその十分の一も、東南アジアやインドの 歴史は知らないのではないか。

さきにあげた道臣命――大物主家の軍団の來目部であるが、これはまさしくメコン流域のクメール人だが、この人々についてどの位説明できるか、きいてみよう。紀元前のクメール人がメコン流域のバンチェン文化とかか わった可能性に触れない人は、まず落第である。 つぎの問題はどうだろうか。

 

『旧事紀』には、ニギハヤヒの船団を率いた将軍をアマッマラとし、物部連の祖で鍛冶人の祖でもあると書い てある。ここで、アマツマラがマラ族のことだとピンとこないようでは困るのである。マラ族と言っても、マレ ー半島の住民で……などと言っているようではしょうがない。マラ族とはメルハ族とも言い、前二五○○年 ころから、アラビア海のロータル港を中心として、バハレーン島やウンム・アン=ナールと貿易し、さらにアッ カド帝国の港に出入していた。だからこそアマッマラが製鉄カーストなのである。 このへんのことが、『旧事紀』研究の大学教授たちに、全然判っている様子がない。

第三のネガティブ・チェックだが、まず、天皇陵と称するものが何故全部年代が合わないのか、何故、たまたま流出する埋葬品は全部朝鮮のものなのか、考えなければならない。はっきりいうと、考古学上いかなる知見によっても、大和地方に『書紀』の王朝が実在した証拠はない。まして『隋書』によれば大和王朝と目されるもの は、シナからの移住者による秦王国以外には見当らない。従って学問的には、少くとも新しい発見があるまでは 大和王朝はなかったとするか、またはその東方の弱小国家である。

このように考えると、記紀以外の史料すなわち古史古伝がいかに必要か判るであろう。また記紀を補強するために古史古伝を使おうとするのだが、それがいかにタワケタことか、本書を一読すればたやすく 理解できるであろう。

昭和五十八年六月

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