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復刻・大正名器鑑・高橋箒庵他陶芸書 青森県南津軽郡大鰐町のお客様より

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復刻・大正名器鑑・高橋箒庵他陶芸書買取事例。数が多かったため数回に分けて紹介いたします。高橋箒庵の名著と言われた大正名器鑑、こちらは平成9年に発行された復刻版になります。平成期に発行され、状態がいいこともあって、こちらの方が今は手に入れにくいかもしれません。ありがとうございました

『大正名器鑑』が高橋箒庵畢生の大著であったことはあらためていうまでもなく、一個人の編纂事業としても空前のものであったといっても過言ではない。しかも『名器鑑』第一編の冒頭にしたためられている「謝恩記」によると、箒庵の当初の構想としては茶の道具全般にわたって網羅するつもりであったらしい。ところが、作業を進行させてゆくうちに容易なことではないと思ったのか、第一期の刊行計画として茶入、茶碗を刊行し、他は第二期として企画するという構想に変化し、結果的に は第一期九編で終ったのであった。

私もかなり大部の図録などの責任編集にあたった経験をもつが、かつて松永安左ェ門翁が「『大正名器鑑』を凌ぐものはまだ為されていない」といわれたように、構想をもってから刊行終了まで十六年、しかも私財を投じての編纂はまさに大事業であって、今では大出版社といえども、これと同様の事業は容易になしえないところであろう。

『名器鑑』が刊行された当時の、斯界の評判については知るところではないが、おそらく心ある数寄者は驚いたにちがいない。

またこれによって、茶の世界の歴史の偉大さが再認識されたのではないだろうか。この事業を成し遂げた箒庵の明治に生きた人ならではの壮大な気宇と、単なる数寄者の道楽ではなく、斯界に寄与しようとする態度は見事である。

また箒庵が慶応義塾に学んだあと、時事新報の記者であったことがおのずから編集姿勢にあらわれ、解説資料などの扱いに客観性が窺われる。ことに収録作品の歴史的なデータについて、古くからの文献史料を渉猟するとともに、得た史料をそのまま示すという編集方針は、まことに当を得たものであったといえる。

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