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フッサール・論理学研究等思想書・哲学書お譲りいただきました。

論理学研究 エドムント・フッサール

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担当スタッフより

フッサール・論理学研究等思想書・哲学書お譲りいただきました。現象学の定番的な本ですが、最近は新版も出版されているため、旧版につきましては値段を出しにくくなっています。今回はその他哲学書も含めて買取させていただきました。

論理学研究 エドムント・フッサール
著者独自の現象学の方向を初めて示した画期的大著

フッサールこそ現象学的分析の見事さと講義の思慮深い明晰さと、そして学問的訓 育の温情に充ちた厳しさによって、内外の あらゆる情勢が崩壊した時代に、確固たる 生き方をわれわれに教えてくれた人であった。

常々彼は、才気をひけらかすような大 言を避け、一切の概念を現象の直観によって吟味し、そして彼の質問に答える場合に は高額紙幣でなく「小銭」で答えることを 強くわれわれに要求した。人々がフランス 軍のフライブルク占領を怖れ、教室が空に なったあの時代にも、最小のもののこの偉 大な探究者は、あたかも理論的研究の静かな厳粛さはこの世の何物によっても妨げられないかのように、より一層泰然自若とし て講義を続けていたのであり、私はその姿 を忘れることができない。

一九三三年、彼 の後継者の学長任期中に起った政変の直後 私がフッサールの家を訪ねた時にも、すべ てのものを巻込んだあの時代のさまざまな 破壊力にも揺がず、叡智にまで達した精神 の自由を強く印象づけられ、私はその印象 を胸に彼の許を辞したのであった。(カール・レヴィット)


フッサールの言語理論が、かなりまとまった形で初めて論述されたのは『論理学研究』第二巻の第一研究「表現と意味」においてであるが、フッサールはなぜこのよう な標題を出発点に選んだのであろうか? 

その第一の理由は『論理学研究』第一巻の 第一節と同じく第二巻の第一節がいずれも「概念ないし思想を表現する言葉の多義性が、つまり思考の主要な道具としての言語と、その用い方の不完全さが、思考のプロセスを混乱させ妨害している」事実を指摘し、「論理学研究を言語の分析から始める必要性」を説くJ・S・ミルの引用で始ま っている点に求められる。「思想を表現する記号体系としての言語、特に学術用語の 意味を明確に規定することは学問研究に不 可欠の準備作業である」という判断から、言語の問題が重視されているのである。

第二の理由は『算術の哲学』に代表される経 験論的主観主義、心理学主義の立場から、 客観主義的論調の濃い『論理学研究』に代 表される本質存在論的イデアリズムへと推 移して行ったフッサールにとって、言語の 問題こそ心理学研究と論理学研究を媒介し綜合する研究課題と考えられたのであろう。


その生涯を一貫してフッサールが企てて いたのは論理主義と心理主義のあいだに途を見いだすということでした。彼は本当に徹底した反省によって、つまり、環境や外 的諸条件によってわれわれのうちに作り上げられた先入見を露呈してくれるような反省によって、この〈負わされた条件づけ〉を意識された条件づけ》に変えようと努めるのですが、しかし彼は、そうした条件 づけが存するということ、それが抜きがた いものだということを、一度も否定したことはありません。

……哲学者は単に存在し ようと望むだけではなく、おのれのなすこ とを理解しながら存在しようと望むわけですが、それだけのためにも、生活の事実的与件のうちにひとりでに含まれているすべての断定を一旦停止しなければなりません。 

しかしそれは断定の存することを否定する ことではありませんし、ましてやわれわれ を物理的・社会的・文化的世界に結びつけ ている鎖を否認することではなく、逆に結 びつきを見ること、意識することです。こ れが「現象学的還元」というものであり、それだけが、絶えざる暗黙の断定、各瞬間 のわれわれの思考の裏にかくれている「世界の定立」を露呈してくれるのです。

M・メルロ= ボンティ


フッサールの生涯を支配した純粋な根元的意志は、直観することへの意志、存在す るものを明晰にありのままに見ようとする 意志であった。彼は、もしも事象自身が〔理論が教えるものとは]別の相貌を呈するならば、これまでに獲得したいっさいの試語 と、いっさいの定理をいつでも破棄する用 意があった。彼は命のつづくかぎり、自らを呈示する諸事象を凝視し、諸現象をロゴスの光で照らし明かそうとしたのである。

逆説的ではあるが、しかし深い意味をこ めて、哲学とは平凡な事柄についての学問であるとさえ言えるほどである。最初ははなはだ平凡に思われる事柄が、なお綿密に考察してみると、根底に伏在するさまざま な諸問題の源泉となるのである。


.…..サルトルはドイツ現象学について人が 語るのを聞いてひどく誘惑された。レーモン・ アロンは歴史の論文を準備しながらフッサー ルを研究していた。アロンがパリに来た時、 サルトルにその話をした。私たちは彼とモン パルナス街のベック・ド・ガーズで一夕を過 ごした。その店のスペシャリティーであるあ んずのカクテルを注文した。アロンは自分のコップを指して「ほらね、君が現象学者だったらこのカクテルについて語れるんだよ、そしてそれは哲学なんだ!」サルトルは感動 で青ざめた。ほとんど青ざめた、といってよ い。それは彼が長い間望んでいたこととぴっ たりしていた。つまり事物について語ること、彼が触れるままの事物を……そしてそれが哲 学であることを彼は望んでいたのである。

……サルトルはフッサールについて知って いることを残らず説明してくれた。『内的時間意識の現象学的講義』を私はたいして苦労 せずに解読できた。サルトルと会うたびに、その中のいくつかの箇所について議論した。 現象学の新しさと豊かさは私を夢中にさせた。 かつてこれほど真理に接近したことはないよ うな気がした。 (ボーヴォワール「女ざかり」より)

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